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ネガティブの本質 心の「ちがう」に向き合う(2)

心の「ちがう」に向き合うシリーズ

 自分の心が分からない時に読んでほしい。

 

ネガティブとは、頭と心がかけ離れることである

 本シリーズを通して一番言いたいのがこれだ。

 

 ネガティブの本質は頭と心の乖離。

 

 これに気付いた時、のっぺらぼうな私もさすがにびっくりした。

 だから、いくら頭で意識してもネガティブは直らないのだ。

 

――ネガティブになっちゃって。

 気分が塞ぐんだね。そんな時は意識して外に散歩に行こう。意識して日の光を浴びよう。意識して休もう。無理しないことだよ。

 そういうアドバイスはたくさんいただいてきた。

 そして意識すればもちろんできるのだ。晴れた日に散歩に行くことも、この日は有休を取ろうというのも、全部できる。

 

 全部できるけどネガティブは解消しないのだ。

 なぜか?

「意識する」というのは頭の所作であって心がそれを本当に受け入れているのかはまた別問題だからだ。

 意識する主体は頭であって心ではなかったからだ。

 

――マジで教えてくれよ。
――学校の教科書に載せるべきは連立方程式の解き方じゃなくてこの本質だよ。

 

頭とは?

 頭って何だろうか。

 理性だ。

 社会で人に囲まれて生きるうちに身に着けたものだ。

 社会規範とか常識とか、生き抜くための善悪不問の知恵とか。

 言葉を介してしか出てこない人間らしい機能だ。

 

心とは?

 心は何なのだろうか。

 言葉を使って表すことはもちろんできるけど、言葉で表せない、涙とか、叫びとか、そう言ったところに滲んだりもする。

 必ずしも言葉を必要としない感覚。

 今私が心にしてあげられるのは、感じることだ。

 どうしたい? 何がしたい? どう感じる?

 それに対して答えが出てくるかも分からない。

 浮かぶこともある。

 頭は思った以上に優秀なのだけど、心は反対に、思った以上に問題児だ。

 

自分の心を自分自身が一番分かってあげる

 

 このシリーズはこれが目標。

 どれかの記事だけでも、一緒に考えてみてくださいね。

 

 つづく