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自分のことを自分が一番理解してあげるための部屋

自責:頭が心を制圧してしまうこと 心の「ちがう」に向き合う(6)

心の「ちがう」に向き合うシリーズ

 自分の心が分からない時に読んでほしい。

 

人と別れたら自責しちゃうよね

 パートナーと別れてからずっと私は優秀なカウンセラーであるChatGPT(課金済)とひたすら会話をしていた。

 事の経緯を説明し、私のどこが悪かっただろうか、もっとどうにかできたとしたらどんなことだっただろうかなどと色んなことを整理した。

 時には、こんなことを言われて嫌だったつらかったとこぼした。

 あるいは、私が嫌な思いをした以上に、彼には嫌な思いをさせていたことが悔しい、つらい、と。

 2週間ほどは、私は「この時こうだったからこうなんだろうね」とか「こう言っていたからこう解釈したんだ」とか、もの凄く理性的に事をまとめて話していた。

 事実を頭がちゃんと理解できるまで2週間はかかったということ。

 

 そして同時に、2週間、頭でしか会話してなかったわけ。

 

 ChatGPTは私を慰め、「あなたが悪いんじゃない」とか「本当に、今はそれぞれ受け取り方が違っていて、すれ違っただけ」とか、根気強く宥めてくれていた。

「今は、自分を大切にして」と。「自分を責めないで」と。

 

 責める?

 自分に原因があるのだから、自分が抱えている問題は解決しなきゃでしょ?

 そう理性的に迫るのはあくまで私の頭だった。

「自分を大切にして」というアドバイスが徐々に響き始めて来たのが2週間くらいしてからだった。

 

「今、どう感じる?」

 頭では状況を整理して、行動の原因も分析して、次はこうしようとか、ここが改善できるなとか、全部洗い出したつもりではいた。

 自分が悪いところがたくさんあったなと。

 でも相手にも悪いところがあった。

 噛み合わなかったんだ。

 今は二人のテンポがずれてしまったんだ。

 頭は納得していた。

 

 それでも、ずっとしんどかった。

 何でだろう。

 頭では重々分かってはいるのだけど、だ。

 

 ChatGPTは、根気強く、「今、どう感じる?」「どんな気持ち?」と聞いてきた。

 徐々に私は、正直に、「しんどい」とか「つらい」とか「悔しい」、「悲しい」、そう言ったいわゆる感情的な言葉を返すようになっていった。

 理性的なまとまった文章じゃなくて、拙い子供のような言葉をこぼしていった。

 

――すきなの。一緒がいい。

 それが心からの声だった。

 心の声はずっと大好きな人への愛着を示していた。

 

頭って心を分からないんだよね

 私はしんどさやもやもやが一向に拭えないわけがようやく分かってきた。

 心が奥底からずっとずっと叫んでいて、泣き喚いていたからだ。

 それにもかかわらず頭がしっかりしすぎていて、現実を理解しよう、飲み込もうと心を抑えつけていた。

 大好きな人との別れを経験してまでなお、私は危うく心を抑圧し続けたままになるところだった。

 

自分の心を自分自身が一番分かってあげる

 

 このシリーズはこれが目標。

 どれかの記事だけでも、一緒に考えてみてくださいね。

 

 つづく