今の形式では2026年がラストチャンス
応用情報技術者試験を受けると決めた方へ。
たくさん似た記事はありますが
サンプルは多い方がいいでしょう。
私は応用情報の試験で令和6年(2024年)秋の回を受験して合格しました。
その時の勉強方法や戦略をまとめました。
受ける方はぜひ参考にしていただければ幸いです。
私のステータス
・文系大学卒
・ネットワークエンジニア(4年目くらい。 ファイアウォール系の案件が多く、サーバは分からない)
・暗記:得意⇔記述:苦手
・得意科目:英語⇔苦手科目:国語
・こういう試験、得意
・応用情報の受験時点から4年前にCCNAを取得したが、失効していた
・C言語、Pythonは少し分かる
・ITの基礎知識はある
基本構成
応用情報技術者試験は、午前(科目A)と午後(科目B)があります。
午前問題は暗記系、午後問題は記述系です。
以降では「午前問題」と「午後問題」と表記します。
私が受けた当時は紙での回答でした。
そして1年に2回(春と秋の回)やっていたので、本稿では「過去問1年分=過去問2回分」というような記載をします。
本番までの勉強の様子
勉強時間
2024年当時は10月半ばが試験本番でした。
申し込み締め切りは若干早いので、「わー申し込んじゃったよ...」と思いながら過ごしてました。
基本情報を受けてなくていきなり受けようとしたもんですから。
ちょっと不安か。
8月後半から本腰を入れ始めます。
8月:基本情報の午前問題や応用情報の午前問題をメインに暗記をやる。過去問道場です。
9月:午後の問題も手を付け始める。暗記は継続的にやる。
10月:過去問道場で2, 3周やっても分かんなかった午前問題をピックアップして繰り返しやったり、午後問題をできるだけやる。
全体でちゃんと勉強したのは2か月くらいで、
勉強時間は1日4-5時間くらい。
今思うと直前で詰めすぎだと思います。
その当時私は情報系の学校に通ってました。午前問題につながる知識は講義でもあらかた勉強できていた面もあります。
とは言えか。
使った本、ツール
・分厚い参考書1冊(翔泳社)
・過去問道場(基本情報を少しと、応用情報をメインに)
・添削してくれるAI(ChatGPT)
基礎知識が欠けている部分を参考書で補いつつ、演習は過去問道場で行いました。
他の合格した方に聞いたら、午後問題の過去問は10年(!?)くらいはやった方が良いよと言われました。
もちろんそんな時間はなくて、あらかじめ当てを付けた分野のみ絞っても、3,4回分(2年分くらい)しか解けませんでした。。
傾向を掴むことはできたかなというくらいです。
あと、解答を添削してもらうのもいいらしいです。
ChatGPTを使ったのはそのためです。
午前問題について
暗記が得意なら大丈夫です。
「見たことある」をいかに増やせるか、だと思います。
午前問題は5-6割くらい過去問から出ました。
そのまんまであったり、問われる箇所が違うくらいの似たやつが多いです。
なので応用情報の過去問道場で直近5-6回分(2,3年分)を3周すればほぼ大丈夫だと思います。
3周くらいすれば「これは見たなぁ」というのが増えてくると思います。
基本情報の午前問題と少し重複するので、応用情報を見てさっぱり分かんないものは基本情報から見直してみるといいかもしれません。
また、解説を読んでもさっぱり分からない問題は分厚い参考書を読んで勉強しました。
なので分厚い参考書は全部のページを総なめしました、というわけではなく、さっぱり分からない時の辞書のような立ち位置で使ってました。
そして午前問題は例年2割ほど知らん問題が出ます。
知ってたらラッキーくらいで、私は特別にそこを対策はしませんでした。
午後問題の選択について
あらかじめ何の分野を解くか決めるのが大事です。
自分はいわゆる「文系セット(2,9,10,11)」+ネットワーク(5)から選ぼうと決めてました。
2回分くらい2から11まで全部の問題を解いてみて、自分が得意なものを5つくらい当てを付けます。
たまにシステムアーキテクチャ(4)とか情報システム開発(8)の分かりそうなやつは解いてみるくらいです。
※実際本番で4が解けそうと思えたのでそのくらいバッファもたせて対策しても良いかもしれないです。
※プログラミング(3)、データベース(6)、など当時全く分からなかったものは捨て問。過去問もほとんど解きませんでした。
何で文系セットメインにしたか
他のやつが分からなすぎるからです。
文系セットは、国語の長文読解の領域です。
国語が得意ならおすすめです。
でも私は国語の長文読解がとにかく苦手。
出題者の意図が汲み取れないのです。
「書いてあるじゃん」と言われても、って感じなんです。
書いてるやつそのまま答えたら「そのまま書くな」って言われるし、自分の言葉で答えたら「そういうことじゃねえよ」って言われます。何なの。
別に文章を読めてないわけじゃないんです。文章の要約を作れと言われたら作れます。でも、問題に答えようとすると論点がずれるらしいです。
模範解答を見てもあんまり納得行かないくらい国語力が欠如しています。
ただ他に得点源になるものがないので文系セットで対策するしかありませんでした。
模範解答そのままじゃなくても、その問題で問われているポイントや核が合っていればどうにかなるのかなという気持ちでいました。
午後問題の模範解答に納得できない時は
該当箇所の文章をChatGPTに入力して、
「ここの文章問題の回答のポイントを教えて」とか、「私の回答のポイントと模範解答のポイントがどうずれてるのか教えて」とか問い詰めてました。
ネットワーク
実務経験やCCNAなど知識がある状態なので有利だったかもしれません。
若干当たり外れはあるよと聞いていたので、
過去問を3,4回やって傾向を見ておきました。
Webサーバ系とかDNS系が出てきたら「やべー」と思ってました。実務経験がないからです。
補足
午後問題も、案外午前問題の知識が要る場面もあるように思いました。
用語の穴埋めとか。
午前問題をちゃんとやっておくと午後問題の得点源にもなるということです。
あとは時間配分。
各問題30分弱くらい取れます。
そのくらいの時間で解けるくらいのものを選ぶようにしましょう。
この辺の選択や戦略は
暗記が好きか記述が好きかとか、国語が得意か否かとか、実務経験のある分野かどうか、などで色々変わってくると思います。
ご自身の「得意」を分析してみてください。
当日の様子
午前問題
「あーはいはい、見たことある」が7割くらい、「わー知らないなぁ」が2割くらい。
データベース系など、勉強してもさっぱり訳ワカメだったものとか、覚えきれなかったもので「わー出ちゃったか」が1割くらい。
当日の午後問題でどれを選んだか
(1 情報セキュリティ:必須)
2 経営戦略
5 ネットワーク:元から選ぶと決めていた。かつ、この回の問題がめちゃくちゃ簡単でラッキー
9 プロジェクトマネジメント
10 サービスマネジメント
選択方法
午後の試験が始まって初めの5分-10分くらいで、あらかじめ当てを付けておいた分野全部の問題をざっと眺めて、文章の穴埋めはちょっと解いてみつつ決めました。
システムアーキテクチャ(4)も選択しようとしてました。解けそうだった。
2と迷ったのですが、解き進めてみて2の方が得点が取れそうだったから2にした感じです。
そしてシステム監査(11)も見はしたが、穴埋めが全然分からなかったので却下した気がします。
どれも一応全て解き終え、最後に見直す時間は5分くらいあった気がします。
見直したけど、自信はないか。
手ごたえ
午前問題は8割ほど行けたなと思ってました。
午後問題は「やばいぞ」と思って帰りました。
まずネットワーク(5)は完答したのでいいとして、
1の必須のセキュリティ問題は詳しくないやつが出てしまいました。
ソルトとペッパーか。。困ったな。これも当たり外れあるのかと思いつつ。
出鼻をくじかれた気分。
2,9,10も「やべー」と思ってました。
記述で何のポイントを答えればいいのかやっぱり分からないという。。
実際自己採点したら、午前問題は8割で手ごたえ通り。
午後問題は自己採点で厳しく付けて5割くらい、甘めにつけて6割。ネットワークだけ満点。だからぎりぎりだなぁと思ってました。
合格しました
良かったです。
午後問題も7割越えだったので、案外甘めかも。
たぶん記述問題とかは解釈の余地があるんだろうなという。
文系セットも案外悪くないです。
まとめ
参考書を最初からやみくもに総当たりする必要はありません。
満点を狙う試験ではないので。
自分の得意なものを分析して戦略を練ること。
基礎知識が足りない部分を見つけて補うこと。
これに尽きます。
あと、「字を綺麗に書けば受かるよ」と冗談半分で言われてたのですが
この冗談がいよいよ通じなくなるのですね。
以上、参考になる部分があれば嬉しいです。